茨木県久慈郡大子町

2016年03月15


日本の滝百選に戻る

Road Map :常磐道を那珂ICで下りてR118を北上する。
Route Map:観瀑施設利用料300円を払って入場する。
日本の滝百選』  これまで見た滝の中で一番迫力を感じた滝姿だった。
ウィキペディアから
久慈川の支流滝川の水が、この固く何百万年もの浸食にも耐えてきた、かつての海底火山の噴出物が作る断崖から落ちることによって作られた。地形としては日光男体山の溶岩によって川がせき止められてできた日光の華厳滝に似ているが、この溶岩は約2万年前のもので、地質学的には袋田の滝の場合よりもはるかに新しい。また、袋田の滝の地形はせき止めによるものではなく、浸食に耐え残った約1500万年前の火山噴出物が作る「崖」である。
袋田の滝
これで日本三名瀑を見終わったことになるが、袋田の滝は日本三名瀑に入れるべきなのか未だに議論されているらしい。日本の滝百選を全て見た訳では無いので偉そうなことは言えないが、華厳の滝、那智の滝の方が直瀑で水量が多く迫力があるが、個人的には変化の多い段瀑、渓流瀑の方が好きなので、袋田の滝は日本三名瀑に認定すべきと思っている。
〔022〕袋田の滝 (落差120m)
今回の遠征の一番の目的は晴天下で袋田の滝を見ることであった。
袋田の滝をベストの状態で見る為に日にちも時間も合せて来た。
前日までは雨が降っており、これも良い条件になったと思う。
ふくろだのたき
日本三名瀑
散策時間:48分(無料駐車からの往復時間含む)
GPS軌跡は駐車場から始まりトンネルで終わり、観瀑台で再び軌跡が出ている。
前方に見える山肌には所々に岩峰が剥き出しになっており、
険しい山に見えた。
町営駐車場は無料であるが、滝までの距離が遠い。 第一駐車場からは
1km、第二駐車場からは1.5kmの歩きが必要になる。 今日は第一駐車場に車を停めることが出来た。11時31分に歩き始める。
お土産屋の呼び込みに耐えながら入口に着いた。
滝見施設が近付くと食堂、お土産屋が多くなり、付近は500円の有料駐
車場であるが、お店で食事、買い物をすると駐車場代は無料になる様だ。
入場料300円を払うとお姉さんがトンネルとエレベータの説明をしてくれた。
今年の氷瀑状況を聞いてみると暖冬で1月末の大寒波の時に氷瀑しただけらしい。
入場してトンネルに入ると新潟の清津峡のトンネルとそっくりだった。
ドケチの俺でも300円は惜しくない。
吊橋に行くには半券のチェックがあり、半券を捨ててしまっているとここを通してくれない。吊橋からは滝の横顔しか見えないので行かなかった。
トンネル途中に観瀑窓が開いているのも清津峡に良く似ている。
ここからは滝は見えずに吊橋が見えるだけだった。
4段の段瀑である”袋田の滝”(落差120m、滝巾73m)の優姿。 今まで見て来た滝の内では
一番の滝姿と迫力だと思った。 落差が大きくても直瀑は好きにはなれない。
ただ沢水が綺麗くないのが残念だった。この水はどこから流れて来ているのか?
第1観瀑台からは近過ぎる位の正面に滝を見ることが出来た。
トンネル内はLEDとか吊り物でデコレーションされていた。
これで滝壺の水が綺麗であれば文句の付け様が無いのだが・・・
いつか、これの氷瀑を見てみたい思いだ。
手が届きそうな近くで圧倒的な迫力であった。
エレベータで第2観瀑台に上ると滝全体が見える様になるが、ここからは滝壺が樹林に
隠れてしまい、4段の1段目の滝が見えない。 全体としては段瀑であるが、途中で二筋に
分かれているのが独特の滝姿である。
第1観瀑台に戻り、再度4段目の滝を眺める。やはり昨日までの雨で水量は多めの様である。
最後に吊橋の架かる渓谷を見て駐車場に戻る。 素晴らしい滝を見せて貰った。
'16年度の関東遠征
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